ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックで、開会式前にフィギュアスケートが始まる理由を解説。オリンピック憲章の16日ルールや、カーリング・スノーボードなど他の前倒し競技、開会式の日程もまとめました。
はじめに
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックでは、開会式より前に一部競技がスタートしています。
オリンピックといえば、華やかな開会式を合図に競技が始まるイメージが強いですよね。
ところが実際の冬季五輪では、開会式前からすでに公式競技が行われるケースは珍しくありません。
今回のミラノ・コルティナ大会でも、フィギュアスケート団体戦をはじめ、カーリングやスノーボードなどが前倒しで実施されています。
なぜ、開会式より先に競技が始まるのか。
フィギュアスケートだけが特別なのか。
他にも前倒しされている競技はあるのか。
五輪の仕組みを知ると、「もう始まってた!」という疑問がスッと解消されます。
この記事では、その理由を分かりやすく解説します。

開会式前から本番って、知らなかった…!
ミラノ・コルティナ五輪の開会式はいつ開催?
まずは、開会式の日程を整理しておきましょう。
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの開会式は、
- 現地時間:2月6日(金)20:00~
- 日本時間:2月7日(土)午前4時頃~
- 会場:ミラノ「サン・シーロ・スタジアム」
- 所要時間:約3時間
各国選手団の入場行進や聖火点火が行われ、
大会テーマは「Armonia(調和)」とされています。
大会全体の開催期間は2月6日~22日ですが、
競技日程はそれより前から動き始めています。



大会期間と競技開始日が違うのは意外だね
それでも競技が開会式前から始まる理由
競技が前倒しされる最大の理由は、
オリンピック憲章で定められた競技期間の上限にあります。
オリンピック憲章(Rule32)では、
- オリンピックの競技期間は最大16日間
- IOCと国際競技連盟(IF)の承認があれば、
一部競技や予選を開会式前に実施できる
と明確に規定されています。
冬季五輪は競技数・試合数が非常に多く、
すべてを開会式後に詰め込むと日程が破綻してしまいます。
そのため、試合数が多い競技を前倒しして調整する必要があるのです。



ちゃんと公式ルールに基づいた運用なんだね
なぜフィギュアスケートは特に前倒しされやすい?
フィギュアスケートは、冬季五輪の中でも特に日程調整が難しい競技です。
- 団体戦
- 男子シングル
- 女子シングル
- ペア
- アイスダンス
と種目数が多く、1競技だけでも試合数が非常に多いのが特徴です。
特に団体戦は、
短期間に複数種目を連続して行う必要があり、
開会式後に集中させると選手の体力的負担が大きくなります。
そのためミラノ・コルティナ大会では、
団体戦の一部(ペアSPなど)を開会式直前〜前日に配置し、
全体日程を分散させています。
これは、平昌2018・北京2022でも採用されてきた
ごく標準的なスケジュール調整です。



フィギュアだけ特別扱いってわけじゃないんだ
フィギュア以外にも開会式前から始まる競技はある?
はい。
ミラノ・コルティナ2026では、複数の競技が開会式前から公式スタートしています。
主な前倒し競技
- カーリング(混合ダブルス)
現地2月4日から予選開始。
12チーム総当たり形式で試合数が多いため、前倒し必須。 - スノーボード(男子ビッグエア予選)
現地2月5日に実施。
予選と決勝の間隔確保が目的。 - アイスホッケー(女子)
現地2月5日から予選リーグ開始。
リーグ戦形式で日程が長くなる競技。
これらはすべて公式記録として扱われ、メダル争いに直結します。
単なる「調整試合」ではありません。



もう完全に本番扱いなんだね…!
日本選手にとって前倒し競技は不利?有利?
開会式前競技には、メリットとデメリットの両方があります。
デメリット
- 深夜・早朝試合が多い
- 時差調整が難しい
- 開会式に集中しづらい場合もある
メリット
- 早い段階で勢いを作れる
- 注目度の高い競技で結果を出せば大会全体が盛り上がる
- 団体戦で好スタートを切れれば流れを掴みやすい
特にフィギュア団体戦やスノーボードなどは、
序盤の結果が大会全体の空気を左右することも少なくありません。



最初の数日が、実はすごく重要なんだね
まとめ|開会式前から五輪はすでに始まっている
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックでは、
- 開会式は2月6日(日本時間7日早朝)
- 競技は2月4日から一部前倒し
- フィギュア以外にもカーリング・スノーボード・ホッケーが対象
というスケジュールで進行しています。
開会式前に競技が始まるのは、
オリンピック憲章に基づく世界共通の運用です。
この仕組みを知っておくと、
「もう始まってた!」と戸惑うことなく、
五輪を最初から最後まで楽しめます。
開会式だけでなく、
その前から五輪は本気モード。
ぜひ、序盤の競技にも注目してみてください。



開会式前も含めて、五輪は全部本番なんだね!






