台風25号2025ｶﾙﾏｴｷﾞ発生！最新米軍予想やﾖｰﾛｯﾊﾟﾘｱﾙﾀｲﾑ予想とWindyや日本への影響まとめ

2025年11月2日

当ページのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています。

URLをコピーしました！

2025年11月1日夜、台風25号カルマエギが発生。最新の米軍・ECMWF予報やWindy解析をもとに、日本への影響や進路を徹底解説。

台風25号「カルマエギ」発生！発生日時と現在の位置・勢力

2025年11月1日（土）午後9時、フィリピン東方で台風25号カルマエギ（Karmaegi）が発生しました。中心気圧は1000hPa、最大風速18m/s、最大瞬間風速25m/sと、現時点では比較的弱い勢力の台風です。
今後は西寄りに進み、フィリピンを横断して南シナ海へ抜ける予想となっています。

この段階では日本への直接的な影響はほとんど見られず、南方の海上を進む可能性が高いと各国の予報機関が一致して伝えています。

台風25号カルマエギは11月1日夜に発生。
フィリピン方面を西へ進み、日本には現時点で影響なし。

引用出典：tenki.jp

「カルマエギ」という名前の由来とは？

台風の名前 カルマエギは、北朝鮮（朝鮮民主主義人民共和国）が提案した名称で、“かもめ”を意味する言葉です。
この名称は、日本を含む14か国などが加盟する 台風委員会であらかじめ登録された140個のリストのうちのひとつ。
台風は発生順にこのリストの名前を順番に使用し、140番目の次はまた1番目から繰り返されます。

なお、大きな災害をもたらした台風名は、加盟国の要請により 永久欠番として変更される場合もあります。
今回のカルマエギは2014年以来の再登場で、比較的よく使われる名前のひとつです。

カルマエギは北朝鮮が提案した かもめの意。
台風名は140個を順に使用し、大災害時は除名される仕組み。

各国の最新進路予想（JTWC・ECMWF・Windy）比較

● 米軍JTWC（合同台風警報センター）

JTWCでは、発生位置をフィリピン東方海上とし、進路は西進して南シナ海へ抜ける見通しを示しています。日本列島へ北上する予想は出ていません。

● ECMWF（ヨーロッパ中期予報センター）

ECMWFモデルでは、フィリピン通過後に南シナ海で一時的に勢力を強める可能性があるとしていますが、依然として北上の兆候は少なく、日本への影響は「限定的」。
一方、北海道や東北では別の低気圧の影響で一時的に風が強まる可能性が指摘されています。

● Windy（リアルタイム気象ビジュアル）

Windy上ではECMWF・GFS両モデルを切り替えて比較可能。どちらもフィリピン～南シナ海ルートを示し、日本付近には直接的な等圧線の接近は見られません。

予報モデル	進路予想	日本への影響
JTWC	フィリピン→南シナ海	直接影響なし
ECMWF・Windy	北日本で一時的な強風の可能性	主に北海道中心、影響薄
GFS・Windy	フィリピン東方で発達、南シナ海へ	上陸・接近なし

各国モデルとも日本直撃の可能性は低め。
北海道では低気圧の影響で風が強まる見込みも。

日本への影響は？北海道・東北は一時的な強風に注意

台風25号カルマエギの進路がフィリピン方面であるため、日本本州・九州・四国への直接的な接近や上陸の予想はなし。
ただし、北日本（北海道・東北）では一時的に強風を伴う低気圧の通過が予想されており、台風とは別の形で影響を受ける可能性があります。

特に風の強まるタイミングでは、フェリーや航空便などの交通機関で運航見合わせや遅延が生じることもあるため、最新の運行情報を確認しておくと安心です。

日本本土への直接影響はなし。
北日本では低気圧の影響で一時的に風が強まる恐れ。

Windyやtenki.jpでのリアルタイムチェックのすすめ

台風の動きを追うには、Windyやtenki.jp、気象庁台風情報のリアルタイムデータを活用するのが便利です。
Windyでは、ECMWF（ヨーロッパ）とGFS（アメリカ）の2モデルをワンタップで切り替えでき、風速・気圧・雨雲の動きをアニメーションで確認可能。
また、気象庁サイトでは5日先までの進路予想円が更新され、tenki.jpでは各地域の影響（風・波・雨）の具体的な予測も見られます。

Windyで進路比較、気象庁・tenki.jpで公式情報確認。
モデル差を比べて、数日先までの動きを把握しよう。