台風1号ノケーンが発生。米軍(JTWC)やヨーロッパ(ECMWF)の最新進路予想、Windyの見方、日本への影響や航空・鉄道・フェリーの運行状況をわかりやすく解説します。
はじめに
2026年1月、フィリピン・ミンダナオ島の東で発生した熱帯低気圧が発達し、台風1号「ノケーン」が誕生しました。
1月の台風1号発生は2019年以来7年ぶりという珍しいケースで、SNSやニュースでも注目を集めています。
現時点では日本への直接的な接近は予想されていませんが、米軍予想(JTWC)やヨーロッパ中期予報(ECMWF)、Windyのリアルタイム進路などをチェックする人が急増中です。
この記事では、最新の進路予想・日本への影響・交通機関(飛行機・新幹線・フェリー)への影響をわかりやすく整理します。

7年ぶりの1月台風1号
現時点で日本直撃の可能性は低め
最新モデルの見方が重要


※引用出典tenki.jp


※引用出典JTWC(米軍合同台風警報センター)
台風1号「ノケーン」はどこで発生した?現在の状況
| 項目 | 最新状況(要点) | 日本への影響見込み | 今すぐやるチェック |
|---|---|---|---|
| 現在地・発生 | フィリピン・ミンダナオ島の東で発生した熱帯低気圧が発達し、台風1号「ノケーン」として発生・発達中。 | 日本への直接接近の可能性は低め(現時点)。 | 気象庁・JTWC・ECMWFの更新を1日1〜2回確認。 |
| 進路予想 | 北西〜北寄りに進み、フィリピン東海上で停滞する可能性。その後、北〜北東へ転向して勢力低下のシナリオが中心。 | 本州へ「一直線に北上」する形ではなく、上陸・暴風域突入の可能性は低い見通し。 | WindyでECMWF / GFSを切替えて「進路のブレ」を確認。 |
| 発達見込み | 海水温が高く一時的に発達。北緯20度付近で海水温低下・乾いた空気の影響で衰弱しやすい。 | 日本近海で急発達しにくく、大規模な荒天の可能性は低め。 | 「中心気圧」「最大風速」「暴風域の有無」を更新ごとに確認。 |
| 雨・風(陸) | 台風本体が日本から遠い予想。別の低気圧や前線の影響が出る場合は、そちらが主因になりやすい。 | 日本の広域で台風由来の大雨・暴風が起きる見込みは現状小。 | 週間予報で「低気圧」「前線」マークが重なる日をチェック。 |
| 波・うねり(海) | 台風が遠くてもうねりが太平洋側に届く可能性あり。 | 太平洋側沿岸で高波・うねりが強まる可能性。海のレジャー・沿岸作業は注意。 | 波予報(沿岸)と、港・海運各社の運航情報を前日〜当日確認。 |
| 飛行機(航空) | 日本国内で「台風1号による大規模欠航」が広く周知される状況ではない。 | 日本の広域で大混乱は低いが、フィリピン方面など台風近傍路線は遅延・欠航の可能性。 | 利用便の「運航の見通し」「欠航・遅延」ページを出発24時間前〜当日確認。 |
| 鉄道(新幹線・在来線) | 台風本体が日本から遠く、計画運休の材料になりにくい。 | 台風1号が原因での大規模な計画運休は低確率。ただし別低気圧で強風・大雨なら影響あり。 | JR各社の運行情報/公式アプリで「速度規制」「見合わせ」を確認。 |
| フェリー・船舶 | 台風が接近しなくても、うねりで条件付き・欠航が出る場合あり。 | 太平洋側航路・離島便で一部欠航の可能性。全国規模の運休は現状低い。 | 各社の「運航状況」「高波・低気圧」案内を前日夕方〜当日朝確認。 |
| 警戒の目安 | 台風1号本体より、1月後半は「うねり」「前線/別低気圧」の影響が現実的。 | 「海」「遠方うねり」中心に注意。陸上の大荒れは現状想定小。 | 海沿い予定がある人ほど、波・運航を優先チェック。 |
今回の台風1号のもととなった「台風のたまご(熱帯低気圧)」は、1月14日にフィリピン・ミンダナオ島東の海上で発生しました。
海面水温は29~30℃以上と非常に高く、発生直後から台風へ発達する可能性が指摘されていました。
1月15日午後には予想どおり台風1号「ノケーン」となり、
・中心気圧:1000hPa前後
・最大風速:18m/s
・最大瞬間風速:35m/s
まで発達しています。
なお、「ノケーン」はラオスが提案した名称で、ツバメを意味します。



海水温が高く台風に発達
中心気圧は1000hPa前後
名前の由来はラオス語「ツバメ」
現在の進路予想を総合すると、台風1号ノケーンは
フィリピン東の海上を北西~北寄りに進んだあと、北東へ転向して勢力を弱めるシナリオが主流です。
- 米軍合同台風警報センター(JTWC)
→ フィリピン東で停滞後、日本から離れる進路 - ヨーロッパ中期予報モデル(ECMWF)
→ 北緯20度付近で衰弱し消滅傾向 - Windy
→ 日本列島へ一直線に向かう形ではない
このため、本州・沖縄を含めて上陸や暴風域突入の可能性は低いと見られています。



北西進行後に北東転向
日本直撃シナリオは少数
Windyでの定期チェックがおすすめ
各機関・ツールの比較一覧
| 機関・サイト名 | 主な特徴・更新頻度 | URL/出典 |
|---|---|---|
| JTWC(米軍合同台風警報センター) | 公的な熱帯低気圧監視のハブ。 衛星解析・風場・海水温などを総合して、発生〜進路〜強度を逐次更新。Formation Alert(発生警戒)やトラック予想を早期に公開。 | 🔗https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html |
| ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター) | 中期予報モデルとして信頼性が高く、週〜旬オーダーの集合平均で「西進→南シナ海」シナリオを支持。トロピカルサイクロン・サマリーチャートなども公開中。 | 🔗 https://www.gpvweather.com/ecmwf.php#gsc.tab=0 |
| Windy(チェコ開発・気象可視化ツール) | ECMWF/GFS/ICONなど複数モデルをワンタップ切替。 風速・ガスト・波高を地図上で直感的に把握でき、予報時系列アニメーションでズレを掴みやすい。 | 🔗 https://www.windy.com |
日本への影響はある?警戒ポイントまとめ
結論から言うと、日本本土への直接的な影響は小さいとされています。
現在は冬型の気圧配置が続き、台風が北上しても勢力を保ちにくい状況です。
ただし注意点として、
- 太平洋側沿岸でのうねりによる高波
- 台風周辺の湿った空気による雲の広がり
といった間接的影響は否定できません。
特に1月後半にかけては、台風本体よりも
「別の低気圧」「前線」「寒気の影響」の方が現実的なリスクになります。



日本への接近予想はなし
太平洋側はうねり注意
台風以外の低気圧にも警戒
交通機関(飛行機・新幹線・フェリー)への影響は?
飛行機(航空便)
日本国内線・国際線ともに、
台風1号を理由とした大規模欠航情報は現時点で出ていません。
ただし、
- フィリピン方面
- 台風周辺を通過する国際線
では、遅延・欠航の可能性があるため、利用予定がある場合は航空会社公式サイトで直前確認が必須です。
フェリー・船舶
台風が遠くても、うねりの影響で条件付き運航・欠航となるケースがあります。
太平洋航路・離島航路を利用する場合は、前日~当日の公式情報チェックが安心です。
新幹線・在来線
今回の台風1号によって、
計画運休や速度規制が出る可能性は低いと見られています。
ただし、別の低気圧や強風時には急な運行変更が出るため注意しましょう。



航空便は海外路線に注意
フェリーはうねり影響あり
鉄道の大きな乱れは低確率
なぜ1月の台風1号は珍しい?過去データから解説
台風1号の平均発生時期は3月頃ですが、
実は統計上は1月の発生が最も多い月でもあります。
ただ近年は発生が遅れる傾向が続き、
- 2025年:6月11日
- 2024年:5月25日
と、1月の発生が長らくありませんでした。
今回のノケーンは、2019年以来7年ぶりの1月台風1号となります。



統計上は1月も発生あり
近年は発生が遅れがち
今回は7年ぶりのケース
まとめ|台風1号ノケーンで今チェックすべきこと
最後にポイントを整理します。
- 台風1号「ノケーン」は1月発生で7年ぶり
- 日本への直接的な影響は低い
- 警戒すべきは
・太平洋側のうねり
・別の低気圧や前線 - 情報収集は
気象庁、JTWC、ECMWF、Windy、交通機関公式サイトを中心に
「冬だから大丈夫」と油断せず、最新の気象情報をこまめに確認することが安心につながります。



直撃リスクは低め
間接影響に注意
公式情報の確認が安心








