大阪・関西万博のパビリオンは閉幕後どうなる?PASONAパビリオンの淡路島移転やnull²の横浜再展開など、全国各地へのレガシー移転先・場所・夢洲跡地の今後を分かりやすくまとめました。
万博ロスのその先へ。「レガシー」は全国へ
2025年に開催された大阪・関西万博は、開幕前の懸念を跳ね返し、一般来場者2550万人超という大成功で幕を閉じました。
閉幕後も「万博ロス」を感じている人は多いですが、実は一部のパビリオンや展示は**全国各地へ“レガシー移転”**し、これからも体験できることが分かっています。
象徴的なのが、鉄腕アトムが鎮座していたPASONAパビリオンの淡路島移転や、落合陽一氏プロデュースの**null²(ヌルヌル)**の再展開計画。
さらに、夢洲会場跡地の活用方針も徐々に明らかになってきました。
この記事では、
「どのパビリオンがどこへ移転するのか」
「夢洲は今後どうなるのか」
を、分かりやすくまとめて解説します。

万博は終わっても体験は続く
一部パビリオンは全国へ移転
夢洲跡地も段階的に再開発へ


※報知新聞 引用出典
PASONA NATUREVERSE|鉄腕アトムは淡路島
万博会場で強烈な存在感を放っていた、鉄腕アトムが屋上に鎮座する**PASONA NATUREVERSE**。
このパビリオンは、兵庫県・淡路島への移転が正式に発表されています。
パソナグループは創業50周年の節目として万博に参加し、
「人と自然、テクノロジーの共生」というテーマを掲げて出展しました。
その思想を**“レガシー”として残す拠点**が、同社の本社・本部機能の一部がある淡路島なのです。
4つのレガシー構想
パソナは、万博後に以下の4つのレガシー展開を進めるとしています。
- パビリオンレガシー
PASONAパビリオンに加え、オランダ館も淡路島へ移設予定。
万博に行けなかった人も体験できる観光拠点を目指します。 - 人材のレガシー
万博スタッフや関係者を対象に、就職・転職支援イベント
「万博キャリアNEXT」を開催。 - アイデアのレガシー
スタートアップ企業による企画提案イベントを継続。 - ネットワークのレガシー
万博で生まれた企業連携を、淡路島の新規事業へ活用。
展示内容や外観の完全再現については未定ですが、
**「ウェルビーイングな社会実現」**を軸に、形を変えて受け継がれていく予定です。



鉄腕アトムは淡路島へ移転
オランダ館も同時移設予定
万博体験が“観光資産”に
null²(ヌルヌル)|横浜園芸博で再び始まる物語
デジタル×身体感覚の融合で話題をさらった、
落合陽一氏プロデュースの**null²**。
このパビリオンは、2027年に横浜で開催予定の国際園芸博覧会での再展開を目指し、
クラウドファンディングによって移設資金を募集。
その結果、2億7000万円以上が集まり、引っ越しが決定しました。
落合氏は
「次の物語に進むため、これからも続いていく物語に参加してほしい」
とコメントしており、万博ロス層からの期待も高まり続けています。
単なる展示の移設ではなく、
**“物語として続いていくパビリオン”**という点が、null²最大の特徴です。



null²は横浜園芸博へ
クラファンで移設費確保
体験型パビリオンは継続進化
夢洲会場跡地|原則は更地、一部は保存へ
大阪・夢洲の万博会場は、大きく第1期区域と第2期区域に分かれています。
第2期区域(約50ヘクタール)
- 原則として 全パビリオンを解体
- 2028年2月末までに更地返還
- どこへ移築するかは各出展者判断
ただし例外として、
- 大屋根リング(ハードレガシー)
- 静けさの森(樹木活用)
は保存・利活用されることが決定しています。
また、大阪ヘルスケアパビリオン跡地は、
先端医療・国際医療・ライフサイエンス関連事業の拠点として、
建物の一部を残す形で活用予定です。
第1期区域
こちらは、**カジノを核とした統合型リゾート(IR)**として再開発。
2030年秋頃完成予定で、すでに一部工事が始まっています。



第2期区域は原則更地返還
大屋根リングは保存
第1期区域はIR開発へ
まとめ|万博は「終わり」ではなく「広がり」
大阪・関西万博は閉幕しましたが、その価値は終わっていません。
PASONAパビリオンの淡路島移転、null²の横浜再展開など、
万博は全国各地へと形を変えて広がり続けています。
夢洲跡地も、更地返還・保存・IR開発と段階的に未来へ進行中。
「もう一度体験したい」「行けなかった展示を見たい」という人にとって、
これから始まる“万博レガシー巡り”は大きな楽しみになりそうです。



万博体験は全国へ拡散
淡路島・横浜が注目先
夢洲は次の都市へ進化中








